2021/09/25
静岡県の応援金の申請がはじまりました。
静岡県中小企業等応援金(以下、「静岡県の応援金」とします)の申請が、9月15日からはじまりました(オンライン申請は9月28日から)。
この制度は、一般枠と酒類事業者枠があります。酒類製造免許又は酒類販売免許を持っていない方は一般枠になります。これら免許をお持ちの事業者は少数でしょうから、一般枠を前提にこのNEWSを記載します。
静岡県の応援金は、国の月次支援金の要件を緩和したものです。
月次支援金は、売上高の減少割合が50%以上でなければ申請できませんが、静岡県の応援金は30%以上減少していれば申請が可能です。ただし、重複して申請することはできません。
売上高の減少割合に応じて、次のような対応になります。
- 8月又は9月の売上高が、前年又は前々年の同月の売上高に比べて50%以上減少した場合は、国の月次支援金を申請できます。
- これに対して、8月又は9月の売上高が、前年又は前々年の同月の売上高に比べて30%以上50%未満減少した場合は、静岡県の応援金を申請できます。
また、静岡県の応援金の給付金額は、前年又は前々年から8月又は9月の売上高が減少した金額であり、中小法人は上限10万円、個人事業者は上限5万円です。
静岡県の応援金の詳細については、以下のリンク先をご参照ください。
なお、静岡県の応援金とは別に、静岡市が静岡県の応援金に上乗せする「静岡市の応援金」を公表しています。制度の詳細はまだ公表されていませんが、静岡市の応援金を申請する前に、静岡県の応援金の交付決定を受けていることが要件とされるようです。
よって、「静岡市の応援金」を申請する予定の方は、静岡県の応援金の申請を早めにしておくことをお勧めします。